ウマ娘7話とサイレンススズカについて
(ブログ更新サボってすみません。。。)
ウマ娘7話見て「あ~これはブログに書かなきゃ!」と思い、久々にはてなブログを開きました。深夜のテンションで書いてるので、誤字とかあったらすみません。
*以下ネタバレを含みます
ウマ娘7話では「サイレンススズカちゃんの競走中止」という重いテーマが扱われています。
実際のサイレンススズカは、1998年11月1日天皇賞秋で競走中止。
その後予後不良という措置がとられ、帰らぬ馬となってしまいました。
さすがにアニメでは登場キャラクターを殺すということはできず、大きな怪我ということになっていました。個人的にこれで良かったと思います。
ここからは個人的な見解なので、批判を覚悟で言いますが
「サイレンススズカは天皇賞秋で帰らぬ馬になったので名馬になった」
チームスピカの面々と比較すると明らかにサイレンススズカだけ”格下”の存在です。
サイレンススズカは生涯で手にしたG1は宝塚記念のみ、他のスピカメンバーと比べると明らかに実績面で劣ります。
では、なぜサイレンススズカは「名馬」の扱いをされるのでしょうか?
それは競馬ファンはサイレンススズカの「可能性」に夢を見ていたからだと思います。
天皇賞秋でサイレンススズカは1000m通過57秒4という、超絶なハイペースで逃げました。どんな名馬でもこのペースで逃げれば確実に失速します。
でも、
「サイレンススズカが無事ならきっと逃げ切れていた」
多くの競馬ファンは今でもこう信じています。
それだけ競馬ファンはサイレンススズカの”スピード”に魅了されていました。
実際の所サイレンススズカが無事でも天皇賞秋を勝ったかは誰も分かりません。
ジャパカップも距離的な不安もあり、好走できるとは断言できません。
もしサイレンススズカが無事で、天皇賞秋6着→ジャパカップ12着のような平凡な成績だったら、現在の様な「一流馬」としての扱いは無かったと思います。一時期だけちょっと強かった「マチカネフクキタル」的な存在になっていたかもです。
でも、あの天皇賞秋でサイレンススズカの物語が「未完」となったが故、我々はサイレンススズカに無限の可能性を抱くことが可能になったのです。
勝負事において「もし~」は禁句です。
でも、
「もし天皇賞秋で無事に4コーナーを回っていたら~」
「もしジャパカップでエルコンドルパサーと対戦していたら~」
「もし翌年に海外遠征を敢行していたら~」
と何度でも”If”を想像したくなる馬。
それがサイレンススズカであり、今なお人々の心に強く焼き付く「名馬」であることは、間違いのない事実でしょう。
競馬ファン的ウマ娘解説 ~スペシャルウィーク編~②
(ブログ更新遅れてすみません。。。)
今回も前回に引き続き、スペシャルウィークことスペちゃんの現役時代について「競馬ファン的な解説」していきたいと思います~。
前回の最後に、スペシャルウィークを一言で表すと
「武豊が初めてダービーを勝った馬」
と書きました。
競馬ファンではない方も、「ダービー」は聞いたことがあるかと思います。
競馬には様々なビッグレースがあるのですが、ホースマンとして一生に一度は勝ちたいと誰もが思うのが「ダービー」です。
スペシャルウィークがデビューする前、デビュー以来大レースを総ナメにしてきた武豊騎手ですが、不思議なことにダービーだけは未勝利でした。
特に惜しかったのが1996年の日本ダービーです。
直線残り200mで先頭に経ち、「ついに勝ったか!」と思いきや…
1996年 東京優駿 日本ダービー フサイチコンコルド.mp4
「外から音速の末脚が炸裂する!フサイチコンコルド!」
とフサイチコンコルドの一世一代の末脚に屈指クビ差2着…
「武豊がダービーを勝てないのは競馬界七不思議の1つ」
とさえ言われました。
G1レースの中でも伝統と格式ある8つのレースのことを「八大競走」と呼ぶのですが、1997年の年末時点での武豊騎手の八大競走優勝数を見ても
と、ダービーだけぽっかり空欄に…
当時の競馬ファンは、ふとこんな事を思いました
「ひょっとしたら武豊はこのままダービーを勝てない運命なのでは…?」
スペシャルウィーク、デビュー!
1997年11月29日の阪神競馬場でスペシャルウィークはデビューしました
好位からスッと抜け出し余裕の勝利で、デビュー戦を飾りました。
レース後に武豊騎手は
レース前の物見が激しかったので馬込みに入れたかった。だから内に進路を取ったんだけど、余裕を持って走っていたよ。いつでも反応できそうな手応えだったから直線に向いて外にだしたけど、仕掛けてからの反応も良かったね。稽古に跨った時にイメージしていた通りだった。将来性はかなり高いと思うよ。
出典:『97 レーシングファイル』競馬四季報関西2月号別冊p.631
とべた褒め。
そして年が明けて2戦目の白梅賞
ここでも単勝1.3倍という圧倒的な人気に推され、誰もがここはスペシャルウィークにとっては”通過点”だと思っていたのですが…
なんと14番人気の伏兵、アサヒクリークにハナ差負けてしまうのです。
アサヒクリークは地方からの参戦で芝のレースは今回が初めて、しかも乗っていたのは武豊騎手の弟の武幸四郎騎手。まさかの大波乱でした。
レース後に武豊騎手は
あの位置からスパッと来る馬なのにねえ。最後まで反応の悪いまま終わってしまった。来週の予定だったからまだ動きが本当ではなかったこともあるが、それでも勝ってもらわないとねえ。今後の予定が狂ってしまった。
出典:『98 レーシングファイル』競馬四季報関西5月号別冊p.362
と、かなりの不満顔。
「今後の予定が狂ってしまった」
この言葉からも、武豊騎手がこの時期からダービーを計算に入れていたと思います。
しかし、このよもやの負けで”ケチがついてしまった”スペシャルウィーク。
さあこの後どうなる?
今回はここまで。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
競馬ファン的ウマ娘解説 ~スペシャルウィーク編~
いよいよ、アニメ「ウマ娘」が始まりましたね!
1人の競馬ファンとしてすごく楽しみにしてたので、テンション上がってます!
1話-2話も競馬ファンから見てもデキが素晴らしい!
「ウマ娘」をきっかけに競馬ファンが増えてくれればいいな~と思っています。
そこで、今週からは「ウマ娘」のモデルになった馬が実際はどんな馬だったのか、
競馬ファン的視点で解説していこうかと思います。
ウマ娘を見て競馬に興味を持ってくれた人が、この記事を読んでくれたら幸いです。
それでは記念すべき(?)第1回はこちら~
スペシャルウィークについて
「ウマ娘」の主人公スペシャルウィークについて、語っていきたいと思います。
スペシャルウィークのプロフィール
それでは早速、スペシャルウィークことスペちゃんの簡単な自己紹介です。
~スペシャルウィークの血統~
母:キャンペンガール
母の父:マルゼンスキー
サンデーサイレンス、通称SSは今の日本競馬を作った凄い種牡馬です。
例えば2016年の日本ダービーは、全ての出走馬が「サンデーサイレンスの孫、もしくはひ孫」でした。「サンデーにあらずんば馬であらず」と言われるくらい(?)、今の日本競馬では重要な血統です。
母方はいわゆる「シラオキ牝系」と呼ばれる血筋にあたります。
血統表の右下にあるシラオキという馬、スペシャルウィークの高祖母は「シラオキ」という馬でした。今から約60年前に産まれた馬です。
現役時代にも牝馬ながらダービー2着など活躍したシラオキですが、現役を引退した後に繁殖牝馬として産んだ子供、そしてその子孫が走りに走ったので、彼女の血の流れを持つ馬は「シラオキ牝系」とされ、生産者に重宝されてきました。
例えば
ウマ娘に登場するキャラの中では、この2頭がシラオキ牝系から産まれた馬です。
そして忘れてはいけない母の父「マルゼンスキー」
(*競走馬は”父”と”母の父”の能力を強く遺伝すると言われています。
故に、現代競馬において母の父はその馬の特性を決める重要な要素です。)
詳しくはまたこのブログで取り上げたいと思ってますが、マルゼンスキーは種牡馬としても日本の競馬を大きく変えた馬です。
すなわち、スペシャルウィークは…
父方→すげぇ親父
母方→日本の名家
こんな感じの血統イメージでオッケーです。
さて、ここまで書くとスペシャルウィークは”超良血”という感じですが、実はこの程度の良血は競馬界においてはそこら中にいまして…
例えば1話で一瞬だけ映ったこの馬、キングヘイローという馬です。
この馬はスペシャルウィークと同い年なんですが、その血統構成は「世界的良血」と評された超のつく良血馬でした。(勿論キングヘイロー自身も大活躍しました)
さて、超のつかないまでもそこそこの良血であったスペシャルウィーク
彼はまさに波乱万丈な競走馬としての馬生を歩むのですが
あえてスペシャルウィークを一言で表すなら
「武豊が初めてダービーを勝った馬」
やはりこれに尽きると思います。
それでは、スペシャルウィークがどのようにしてダービーを勝ったのか
次回は当時の資料とともに、振り返ってみたいと思います。
今日はここまで。
ここまでありがとうございました。
~おまけ~
①個人的な日本ダービーベスト3
09年ロジユニヴァース
11年オルフェーヴル
15年ドゥラメンテ
ニュージェネレーションによる土曜日の展望 (9/23)
このブログは346プロ所属のアイドルが競馬についてゆる~く語る、ゆるふわな競馬ブログです。
今週もニュージェネレーションの3人による、予想トークをお楽しみ下さい。
9/23(土)の展望
未央「いや~先週は参ったよね。」
卯月「何がですか、未央ちゃん?」
未央「何って土曜日中山メインのレインボーSだよ!」
卯月「勝ち馬のゲッカコウは見事な逃げ切りでした!」
未央「まさかあんなに超スローになるとはな~」
凛「5F通過63.0じゃ後方の馬は出番ないよね」
卯月「私達の本命馬3頭は3着すらありませんでしたね…」
一同「…」
凛「まあ、競馬だからそういうこともあるよ。」
卯月「そうですね!クヨクヨしてられません!」
未央「じゃあそろそろ今週の展望を始めよっか。」
9/23(土)中山11R セプテンバーS
未央「今週も東のメインレースを中心に展望していくよ!」
卯月「土曜日の中山メインレースはセプテンバーS。芝1200mの準OPですね!」
凛「まぁなんというか…色々とアレなメンバーだね(笑)」
未央「う~ん確かにちょっと手薄なメンバー構成かな。それにハンデ戦だし一筋縄ではいかなさそうだね。」
卯月「私は◎タマモブリリアンにしました!」
卯月「7戦連続で馬券に絡んでいますし、安定感はメンバー中随一です!」
卯月「前走も51キロの軽量とはいえ、格上挑戦のOP特別で3着でした。自己条件なら当然有力です!」
未央「確かに前走はハンデ差があったとはいえ、キーランドC勝ち馬のエポワスに先着してるんだよね~」
卯月「はい!そして今回はこの馬に展開も向きそうです。これを見て下さい。」
卯月「注目して欲しいのは、出走馬の前走の位置取りです。」
未央「う~ん今回の出走馬は、後方から馬が多い…?」
卯月「はい!今回は先行馬が少ないので、前に行けるこの馬に展開が向きそうです!」
凛「なんか、卯月らしい予想だね。」
未央「そういう、しぶりんは何が本命なの?」
凛「私は◎オデュッセウスにしたよ。」
凛「◎の理由は…前走のVTRを見てもらったほうが早いかな。」
2017/07/22 函館11R 函館日刊スポーツ杯(1600万下)
3枠4番:オデュッセウス
未央「あ~これは(笑)」
卯月「すごいどん詰まりですね…」
凛「元々3歳時にはOP勝った実績もあるし、このメンバーならここでも好勝負になるんじゃないかな。」
卯月「未央ちゃんはどの馬にしたんですか?」
未央「私は◎ユキノアイオロスだよ!」
未央「根拠はこのコースの騎手別成績!これを見て!」
(2010年以降中山芝1200m騎手別成績)
卯月「こうやって改めて見てみると、横山典弘騎手が圧倒的ですね…」
凛「この馬すでに9歳だけど、そこは大丈夫なの?」
未央「2走前に現級3着してるし心配ご無用!」
未央「それに前走は直1000で不利な最内枠で、敗因も明確!人気落ちしたここが狙い目だよ。」
卯月「では、最後に3人の本命をまとめてみましょうか!」
卯月:◎タマモブリリアン
凛:◎オデュッセウス
未央:◎ユキノアイオロス
未央「今週は誰かの◎が勝てるといいな~」
凛「最後に私達の推奨馬だよ」
卯月(阪神9R◎タワーオブロンドン)
前走は早めに動いた分勝ち馬の目標になってしまいました。
距離短縮も歓迎で、この相手なら勝てますよ!
凛(阪神12R◎メルヴィンカズマ)
4走前にダービー3着のアドミラブルの2着。
休養で立て直され、ここなら力上位
未央(阪神7R◎ハーツジュニア)
小倉2戦がともに好内容。
1400mにも勝ち鞍があり、距離OK
今週は駆け足でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ニュージェネレーションによる土曜日の展望 (9/16)
9/16(土)の展望
このブログは346プロ所属のアイドルが競馬についてゆる~く語る、ゆるふわな競馬ブログです。
今週もニュージェネレーションの3人による、予想トークをお楽しみ下さい。
卯月「皆さんこんにちは!島村卯月です!今週も私達3人が週末の展望をしていきます。よろしくお願いしますね!」
凛「今週の展望をする前に…先週ディアドラ(1着)を本命にした未央はお見事だったね。」
未央「いや~ゴール前は際どかったからヒヤヒヤしたけど、なんとか勝ってくれて良かったよ!」
卯月「私の本命のホウオウパフュームは案外な結果(9着)でした…」
凛「ホウオウパフュームは春からの成長が感じられなかったね。」
未央「しぶりんの本命サロニカ(8着)は?」
凛「うーんさすがに久々、大外枠と厳しい条件だったかな。でも、直線は渋太く伸びていたし、叩いた次は前進が見込めると思うよ。」
9/16(土) 中山11R レインボーS
凛「先週の回顧はこれくらいにして、そろそろ土曜日の展望をしていこうか。」
卯月「そうですね!いつまでもクヨクヨしてられません!」
未央「お、しまむーも元気が出てきたね。」
卯月「はい!今週もガンバリマス!」
凛「では展望をしていこうか。土曜日の中山のメインはレインボーSだよ。」
卯月「なんだかいかにも準OPっぽいメンバー構成ですね!」
凛「私は固いけど◎テオドールかな。前走は超ハイペースの逃げでも2着に粘ったし、近走の充実ぶりが目を引くね。中山2000は3走前に1000万を圧勝した舞台だし、今回もまず崩れないんじゃないかな。」
未央「確かに前走は同じ週のクイーンSよりも早いラップで逃げて2着だもんね。かなり手強い存在かな。」
卯月「未央ちゃんはどの馬を本命にしたんですか?」
未央「私は◎ソールインパクトにしたよ!2走前にG3の七夕賞で3着のしてるし、自己条件なら力は一枚上なんじゃないかな?」
卯月「なるほど~。そういえば、先週凛ちゃんが『中山芝2000は意外にディープ産駒が良い』っていう話してましたもんね。」
未央「そう!今週はしぶりんのアドバイスに従って、唯一のディープ産駒のソールインパクトにしたよ!」
凛(先週の紫苑Sではディープ産駒軒並み大敗したけどね…)
未央「しまむーはどの馬が本命?」
卯月「私は◎プロフェットにしました。コレを見て下さい。」
卯月「2014年以降の中山芝2000の調教師別成績です。この中では池江厩舎が圧倒的な数字を残しています。」
未央「お~」
卯月「プロフェット自身も同じ舞台の京成杯を3歳時に勝っていますし、この舞台が最適なはずです!今回はオープンからの降級初戦ですし、負けられません。」
凛「春のOP特別では差のない競馬をしてたしね。今回は久々のコーナー4つだし、軽視はできないね。」
未央「では、最後に三人の本命馬をまとめてみよっか」
凛「今週も誰かの◎が勝てるといいね。」
卯月「それでは、先週大反響を呼んだ土曜日の狙い馬を紹介します!」
卯月(阪神9R野路菊S ワグネリアン)
新馬戦では上がり32秒6というものすごいキレ味を披露しました!先週の調教も厩舎の先輩アドマイヤミヤビと互角に動きを見せ、素質はピカイチです!
凛(中山1R イサチルルンルン)
ベタだけど、パイロ産駒のダート替りだね。
使った上積みもありそうだし注目だよ。
未央(中山8R シーエーパイロット)
前走は前残り決着の中、後方からただ一頭追い込んできて3着。坂のある中山に変われば、更に前進できるんじゃないかな~。
今週は駆け足でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ニュージェネレーションによる土曜日の展望
9/9(土)の展望
このブログは346プロ所属のアイドルが競馬についてゆる~く語る、ゆるふわな競馬ブログです。
今週から秋競馬開幕ということで、試しに書いてみました。
どうぞ温かい目で見守って下さい。
今週末の展望をしてくださるのは、この3人です。
「みなさんこんにちは!島村卯月です!競馬の予想も、一生懸命頑張ります!」
「ふーん。あなたも競馬やるんだ。私の予想もちょっとは参考にしてみたら。」
「やっほ~♪未央ちゃんの全力予想に乞うご期待!」
ニュージェネレーションの皆さん、やる気十分ですね。
それでは、ここからはニュージェネレーションの皆さんの予想トークをお楽しみ下さい。
9/9 紫苑ステークス(G3)
卯月「まずは、土曜日の紫苑ステークスから展望していきましょう!」
凛「ちょっと前までは本番(秋華賞)に全く繋がらないレースで有名だったけど、最近はちょっと違うね。」
卯月「はい!14年の2着馬ショウナンパンドラ、昨年の2着馬ヴィブロスとここ3年で2頭の優勝馬を輩出しています!」
未央「ということは、今年の出走馬の中にも秋華賞馬がいるかもしれないね~」
卯月「今年も素質馬が集まった印象ですね!」
凛「卯月はどの馬にしたの?」
卯月「私は◎ホウオウパフュームにしました!」
未央「おお~」
卯月「1月に行われた同舞台の寒竹賞が圧倒的な強さでした!」
未央「確かにあの勝ちっぷりは凄かったよね~。」
凛「一部では”シーザリオの再来”なんて言われてたよね」
卯月「はい!ポテンシャルは相当高い馬なんです!」
凛「でも、春2戦の結果が今ひとつだったよね。」
卯月「春2戦は、単に左回りが苦手だったということにして割り切ります!」
未央「お~しまむー意外と大胆。」
卯月「秋華賞へ出走するために、ここは何が何でも権利が欲しいところですし、なんとか3着以内に入ってほしいですね。」
未央「ところでしぶりんは何にしたの?」
凛「私は◎サロニカにしたよ」
卯月「サロニカ…?」
凛「ちょっとこれを見て」
凛「2014年以降の中山芝2000mの種牡馬別成績だよ」
卯月「お~」
凛「表を見てもらえばわかると思うけど、実はこのコースでもディープインパクトが 26-18-20-109/173、勝率15.0%・連対率25.4%と成績が良いんだよ」
未央「なんか意外な気がするね~昔はディープ産駒は中山苦手って言われてたのに。」
卯月「サロニカは2月のエルフィンS以来の実践になるけど、それは大丈夫なんでしょうか…?」
凛「休養で爪の不安は解消したみたいだし、力は出せるんじゃないかな。3歳オープン勝ちの実績もあるし、一発あるならこの馬だと思うよ。」
卯月「未央ちゃんはどの馬にしましたか?」
未央「よくぞ聞いてくれました!私は◎ディアドラだよ!」
未央「2走前のオークスは、上がり最速の末脚で4着と決め手は一級品!前走も-12キロと馬体を減らしながらも、古馬相手の1000万を勝利し、今が充実期だよ!」
凛「確かに終いの脚は堅実だよね」
未央「そう!最近の中山はエアレーション作業の効果で、開幕週でも意外と差しが決まるようなレースが多いし、今回は直線一気の差し切りに期待したいね!」
卯月「最後に3人の◎をもう一度確認しておきましょう!」
卯月◎ホウオウパフューム
凛◎サロニカ
未央◎ディアドラ
卯月「3人の内誰かの◎が勝つといいですね!」
凛「そうだね」
未央「最後に、私達の土曜日の推奨馬だよ!」
卯月(阪神5R スターリーステージ)
全兄にミッキーアイルがいる良血馬です!
今週の栗東坂路で馬なりで51秒1と動きも絶好で、初戦から注目です!
凛(阪神7R トウカイエクレール)
今回は久々に良馬場のダートでレースができそうだね。
4走前に現級勝ちの実績もあるし、この相手なら力は一枚上だよ。
未央(阪神1R ビッグスモーキー)
新馬戦は相手が悪かったかな…。
この馬の能力も未勝利勝ちレベルにはあるよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。